不幸は本当の自分を生きるはじまり10

不幸は本当の自分を生きるはじまり 9







会ったこともない人と
電話で話し
いざ、宮古島へ。



着いてすぐ
働くサロンと
2ヵ月間住む
一軒家に案内されたんだけど
中々のパンチがきいた古さで
おぉーーーーと
なったけど
南国の暖かい気温と
満点の星空を見て
なんだかとてもホッとした。



知り合いも誰もいない
本当になんのしがらみもない場所。


高校卒業して
佐賀で就職し
その後佐賀でお店を始めた私は
一回も地元から離れる事なく
生きていた。


初めて生まれ育った地と
違う場所で
生活をした事は
自分の中の枠を
見事に外してくれた。



そして
狭い世界で生きていたんだなと
痛感した。





着いて2日後くらいには
宮古島に誘ってくれた
サロンオーナーは
台湾に行く事になっていて
すぐ一人で店番をする事に
なった。



しかもその台湾旅行中
お家のトイレが詰まってしまい
ネットで検索するも
宮古島の修理なんて
ほとんど載ってなくて。
唯一の知り合いの
サロンオーナーは
台湾で電話が繋がらず、、、




そうだ!!
初めて宮古島を訪れた時に泊まった
民泊の人に電話してみよう!!




数ヶ月ぶりに電話をして
事情を説明して
近くに住む知り合いの人を
紹介してもらえた。



その時
その民泊の人と
サロンオーナーが
知り合いだという事も
判明した。



いくら狭い宮古島とはいえ
移住してきた人も
沢山いる中で
同じコミュニティだったという
必然。



しかもその民泊の人
かよさんの家は
パーティやら
瞑想会やら
いろんな講座やらを
開催されていて
宮古島にいる期間
また沢山足を運ぶ事になった。



何気に昔から
沖縄が大好きで
本島にだけど
一時期は毎年のように
旅行にきていて
南国に住む生活に憧れていた私。



秋なのに色とりどりの花や
自然豊かな環境
眼を見張るほどの美しい海
すごい量の星




久々に幸せを感じた。




ここに来て良かった。。




焦って決めずに
流れに身を任せた結果だった。




やっぱりちゃんと
守られてるんだな。
いろんな事が
疑心暗鬼になっていたけど
少しづつ
自分への信頼と
この世界への信頼を
取り戻していた。




つづく→



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