残しておきたい事

産後傷の痛みなどはあるけど

順調に回復中。

もう大量出血の恐怖に怯えなくていいし

身体も回復してきたから

緊張の糸が切れたのか

やっと歩いて面会に行けた日

優心を見て涙が止まらなくなった。

33週1日で産まれた優心。

正期産より約1ヶ月早い出産。

妊娠中の1ヶ月の成長もまた

ホント大きくて

ここから産まれるまでに

また1キロくらいは増える時期。

やっぱり1800g弱で産まれた身体は

通常よりは小さく、急に自分で

呼吸しなくちゃいけなくなった優心は

一生懸命呼吸していて、、、

その姿をみて

ごめんね〜

もうちょっとお腹に

いたかったよねーと

そんな想いが溢れてきた。

出産が決まる前に張りが続いた時

彼はまだ出てくる気はない

と言った。

帝王切開が始まった時も

お腹の上の方に移動して

中々出てこなかった。

多分彼はまだ

出てくる気はなかったと思うんだよね。

そんなに張りがないのに

コントロールのきかない出血。

そんな予測の出来ない出血が続き

私の心が折れて

もう出血の恐怖に怯えるより

早く楽になりたいと

思ってしまったから

私の身体がよりそう反応

し始めたのかもしれない。

もしかしたら

緊急手術にしなくても

あのまま出血せずに

落ち着いて

もう少しお腹の中で

育てられたかもしれない。

もしなんてものの結果は

誰にも分からないんだけどね。

沢山のもしかしたら

まだお腹で育てられたかもしれないが

浮かんでくる。

逆にあのままもうちょい粘って

出血してしまったら

優心も私も死んでたかもしれない

もし、もあるのも分かってる。

だけど小さい優心を見たら

優心にキツい思いを

代わってもらったみたいで

申し訳なくて。。。

泣いても

泣いても

泣いても

泣いても

涙が溢れてくる。

これがきっと最善だと

分かっていても

涙が止まらない。

がんばって呼吸してる彼は

ホントに私と苦しみを

分けてくれたんだと思う。

まだお腹にいたかっただろうに

意を決して出てきてくれたんだと思う。

私ももう少し

お腹で育てたかったよ、、

ごめんね優心くん

自分で決めた名前の通り

ホントの強さを持つ

優しい人

ホントに強い人は

ホントに優しい人だから。

産まれながらに見せてくれてる

そんなあなたの姿を

私は忘れちゃいけないね。

ごめんね。

ありがとう。

また大切なものを

子供にもらいました。

忘れっぽい自分の為に。

今生きてるという事に。

当たり前じゃない今に。

この想いを残しておきたくて。