不幸は本当の自分を生きるはじまり 13








さてそんな宮古島での生活も残り
1ヵ月をきった。
誕生日を迎えて
一つ歳をとり
年末に向かうクリスマスの日
一つの出会いがあった。



宮古島は移住者が多く
期間限定で住む人も多いし
新しい人ともよく出会う。




この日は
期間限定で宮古島に住む
カナダ人のヨガティーチャーと
パートナーの日本人女性のお家で
クリスマスパーティーが
開かれるとの事で
誘ってもらい
行くことになった。




3.4人は知り合いだったけど
他はみんな初対面の
パーティーだった。
中盤になりやってきた彼とも
他の初対面の人みたいに
初めましての自己紹介をして
少しやりとりをした。




第一印象はとにかく
黒くて若くて元気な人。笑



さとうきびの仕事をしていた彼は
とにかく日焼けで真っ黒。
歳は7つ下でまだ20代といい
みんなでプレゼント交換をした時に
主催のカナダ人の英語を
訳して盛り上げながら
みんなに伝えたりしてる姿が
元気いっぱいだった。




そしてその日は楽しく
パーティーは終わり
解散。




それから数日後
あの民泊のかよさん宅で
瞑想会が開かれ参加したところ
黒い彼と
再会することになった。




瞑想中、より一体になり
自分と相手との境目がなくなる
感覚がでるというので
みんなで円になり
自分の左足を右にいる人の
太ももの上に乗せ
その乗せられた足裏を
マッサージするという事を
したんだけど
これが本当に一体になって
心地いい♡



で、たまたま私の
右隣にいたのは黒い彼で
足裏を揉んでもらった。



でもこの時も別にさほど
会話したわけでもなく
連絡先を知ってるわけでもなく
会が終わり解散した。




そしてお家に帰る途中の
唯一のコンビニに
寄ろうと思ったけど
めんどくさいからもういいかと
通り過ぎた。



でも通り過ぎた後
なぜか
戻った方がいいという


感覚が


確かに


湧いた。




めんどくさかったけど
感覚に従い
コンビニに戻ったら
ちょうど黒い彼が
コンビニから出て来て
車に乗る所だった。



つづく→

コメント

人気の投稿