不幸は本当の自分を生きるはじまり19









そんな宮古島での生活は
突然終わる事になった。




ある日彼がもうそろそろ
宮古島は終わりかな。
そんな事を言った。
なんかそんな気がする。と。
この人のこういう予感は
これまでもすごく当たって来ていて
え!!!そろそろなの。と。




数日後本当にやって来た。
突然彼が帰らないといけない事になり
私はちょうどそのタイミングくらいで
元々予定していた研修と施術の期間で
佐賀に帰る事になっていた。
期間限定で借りてる家も残り少しになる中
二人共いない期間が沢山
発生してしまう事になった。





それだったもう
期間を早めてこのタイミングで
動いた方がいいんじゃないかとなり
後ろ髪引かれる気持ちもあったけど
数日前に言われてた事で
心の準備ができていたのかもしれない。
今がタイミングなのかも。。と。




どうせ内地に戻るのなら
一つの選択肢だった広島のお家を
見に行こう。




たったそれだけ決めて
宮古島を去る事になった。





人生の大転機のおかげで
流れに逆らわなくなった私は
だいぶ、人生の波を
乗りこなすようになっていたのか
突然の新しい展開に
内心ちょっとワクワクしていたのも
事実。





そして広島のお家を
見にいく事になった。





初めて広島のお家を見た印象は



なかなかやな。




というのも
誰も住んでない期間に
ひどい雨が降り
家の前のスロープが崩れ去り
表から入れなくなっていたし
庭の草はボーボーで先が見えないくらい
家の中は物で溢れかえり
かなり放置されてる感
満載な状態だった。




ここに住めるかな〜・・・・




沢山不安はあった。



まずは彼ともこの先も
一緒にいるかなんて分かんなかったし
ここをキレイにするのに
相当お金も時間もかかるだろうし
また移動移動で安定しないし。




だからといって
このまま
また佐賀に戻って
その場所だけで
仕事をする選択肢は
私の中ではなかったし



違う県といっても
他にピンとくる場所もなったし




一番ワクワクしたのは
やっぱり
彼と一緒に

広島で新しい事をする

だった。





やってみるか!




広島行きを決めた。




つづく→




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