不幸は本当の自分を生きるはじまり9

不幸は本当の自分を生きるはじまり 8







時がきたら
見事に全てはカッチリ
はまっていくものだ。



不思議な事に
その幼馴染もたまたま
当たって携帯が勝手に
電話をかけていたパターンで
その宮古島の友達と
久々連絡をとる事になり
ちょうど新しいマッサージのお店を
始めるので、施術出来て
宮古島に最低2ヶ月くらい
住める人いない?と
いう話になったらしい。




数ヶ月前に疲弊しきった状態で行った
宮古島。



離島というだけあって
内地にはない雰囲気たっぷりで
こんな場所で
こんな生き方もあるんだな〜と
実は選択肢の一つとして
軽く考えてはいたのだった。



しかも
数年離れていた施術を
またしたいなと
思うようになったタイミングで
施術ができる人って。。




ちょうど最低2ヶ月って事で
試しに住んでみるのに
いい期間だし
2ヶ月後のタイミングで
福岡で受けたい講座もあるので
11月半ばから年をまたいで
1月半ばまでの期間
宮古島に行く事にした。




こうやって人生の歯車は
動いていく。


一つの大きい出来事に
視点を奪われがちだけど
小さな一つ一つの
選択の積み重ねが
その大きい出来事に
結びついているだけで



なんでこんな事になったんだろう。と
その時系列周辺の
色々を悔いた所で
過去の全部の点が繋がっている
ただの通過点なんだと
ようやくこの頃には
起った出来事を
受け入れ切れるように
なっていた。

何十個、何百個の選択の末の
出来事なんだと。





それでもこの頃もまだ
ふとした時に
涙が溢れることはあったし
自分の一つ一つを
拾い集めているような段階で
まだまだ疲弊していた。



自分の感覚的に
この疲弊した感覚が抜けたのは
それから3年後くらい。



きっとこの疲弊感って
今回の出来事は
きっかけだっただけで
それまでの人生で
自分の本心を
かき消して作ってきた
疲弊感だったんだと
後から思った。





つづく→

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